PIANO新ソリューション『Piano Zero』の発表 〜クッキーレス時代に最適なDMP〜
ゼロパーティデータと1stパーティデータを収集・管理・マネタイズする唯一のエンドツーエンドソリューション『Piano Zero』
サブスクリプションサービスやデータマネジメント、カスタマーエクスペリエンステクノロジーを提供し、グローバルで300社以上の顧客を持つPIANOは、ゼロパーティデータ、1stパーティデータを強化し、GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)を遵守するエンドツーエンドソリューション「Piano Zero」を発表いたします。
■新ソリューションPiano Zeroの概要
Piano Zeroはゼロパーティデータや同意を取得する為に必要な、価値交換とID管理ツールを1stパーティDMPと組み合わせ、セグメントやLookailke(類似)セグメントを作成するソリューションです。新しいデータランドスケープにおいて、メディア企業を支援するエンドツーエンド機能のフルセットを提供します。また、今後消えゆく3rdパーティデータやクッキーマッチング、その他の技術も、存在する限りはゼロパーティデータと共に実装することが可能です。
■新ソリューション提供の背景・メリット
Googleが今年1月にWebブラウザ「Chrome」での3rdパーティCookieのサポートを段階的に廃止し、2年以内に完全に廃止する計画をアナウンスしました。Webでのユーザープライバシー強化への取り組みが目的となっています。データセキュリティやインターネット上でのトラッキングに関する懸念を受けて、SafariとFirefoxはすでに3rdパーティクッキーをブロックし始めており、ヨーロッパやアメリカの規制当局はGDPRやCCPAのような、より厳しいデータセキュリティ規制を施行しています。このような変化は、インターネット広告エコシステムの変化に加え、今後はプライバシー、同意、ユーザー制御を中心に再構築されるということを意味しています。
これを受け、PIANOのCEOであるトレバー・カウフマンは「メディア業界には現在、劇的なパラダイムシフトが起こっています。Chromeの3rdパーティCookieのニュースでは皆がパニックに陥りましたが、私たちPIANOはこの変化を恐れず、むしろ歓迎しております。実際、適切なツールを準備しておけば、特にメディア企業は、こういったデータ使用に関する激変が逆に利益を生むということになり得るのです。」と述べています。
また、続けて「Piano Zeroは1年間かけて開発した成果です。Piano Zeroと比較すると、その他のDMPはPiano Zeroの一部の機能しか提供できていないことがわかり、それぞれがほぼ同様の機能しか持ち合わせていない一方で、ユーザーデータを収集し、エンゲージメント向上やコンバージョン促進の機能を提供するDMPはPiano Zero以外には存在しません。」と付け加えております。
メディア企業にとって、ユーザーから提供されるデータはクッキーレス時代に生き残る為に必要不可欠なものですが、この貴重なゼロパーティデータ(メールアドレスや名前、性別、年齢、収入などの登録フォームから得られる情報や、設定ページでの選択項目などの情報)は、謂わゆる”暗黙的な”1stパーティデータ(ウェブサイトやアプリの行動履歴、コンテンツの購入、場所、デバイス、時刻など)、そしてAIを活用した推測拡張データと併用し、パブリッシャーの日々の成果を加速させることができます。
ゼロパーティデータと1stパーティデータは、どちらもマーケティングや広告ターゲティング用のユーザーセグメントを作成する上で大きな価値のあるものです。そしてPiano Zeroはその両方のデータを収集し、オーディエンスセグメントの定義や広告エコシステムで使用するための、全ての機能をワンプラットフォームで提供できる唯一のDMPなのです。
今後のクッキーレス時代において、唯一活用することのできるデータは、会員登録や同意を得たユーザデータのみになることでしょう。また、Pianoはユーザーに有料会員化を含めた施策促進を行うグローバルのリーダーであり、「メディアサイト上のコンテンツやメッセージが人々の行動に与える影響」に関して最大のデータと知見を持っています。そのデータとパブリッシャーのニーズを完全に満たすプラットフォームを統合したPiano Zeroは、とてもユニークなソリューションです。